喫煙と胃腸の病気:胃がん、胃潰瘍、下痢、肛門への影響を徹底解説【髙橋内科医院】
喫煙は肺がんのみならず、胃がん、食道がん、胃潰瘍といった様々な胃腸の病気のリスクを高めることが示唆されています。
また、タバコに含まれるニコチンは下痢を引き起こし、肛門に影響を与える可能性も指摘されています。
この記事では、これらの関係性について解説します。
喫煙が招く胃と食道の病気
喫煙は胃がんのリスクを高め、喫煙本数が多いほどそのリスクは上昇します。
しかし、禁煙によりリスクは低下し、15年以上の禁煙で非喫煙者と同程度になるという報告もあります。
食道がんのリスクも喫煙者は非喫煙者の約5倍です。
さらに、喫煙は胃の粘膜の血流を悪化させ防御力を低下させるため、胃潰瘍のリスクを3.4倍に高め、再発率も上昇させます。
ニコチンによるお腹の不調と肛門への影響
タバコに含まれるニコチンは腸のぜん動運動を急激に促し、下痢の原因となることがあります。
慢性的な下痢は肛門への負担となり、炎症を引き起こす可能性があります。
一方で、ニコチンが便秘解消に繋がるという意見もありますが、喫煙による他の重大な病気のリスクを考慮すると推奨できません。
お腹の症状がある方・胃がん大腸がんが不安な方へ
ぜひ当院に、お気軽にご相談ください。
当院は、日本消化器病学会専門医・日本消化器内視鏡学会専門医など様々な専門医資格をもった院長が診療いたします。
また、必要に応じて胃カメラ検査や大腸カメラ検査を推奨いたします。
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まとめ
タバコは胃がん、食道がん、胃潰瘍のリスクを高め、ニコチンは下痢を引き起こす可能性があります。
胃腸の健康を守るためには禁煙が重要です。また、小諸市や、周辺の東御市、御代田町、佐久市、軽井沢町の皆様など、胃腸の不調や肛門の悩みを抱えている場合は、是非お気軽に当院へご相談ください。