胃痛(キューっと痛む)
腹痛(息苦しさ・冷や汗を伴う)

胃痛でお困りの方へ

胃痛イメージ胃の不調を感じる、胃もたれや胃痛といった不快感でお悩みの方は、髙橋内科医院までご相談ください。必要な場合には、上部消化管内視鏡検査(胃カメラ検査)を行い、今ある症状の原因を確認して適切な治療を行います。小諸駅から徒歩3分の当院では検査時の患者様の体への負担を最小限に抑え、楽に検査が受けられるように努めております。

このようなお悩み・症状はありませんか

緊急性の高い症状

緊急性の高い症状がみられる場合には、早急に当院へご相談ください。小諸駅から徒歩3分でご来院いただけます。

胃痛の原因・種類

ヘリコバクター・ピロリ菌感染

胃痛が長く続いている場合は、ヘリコバクター・ピロリ菌の感染が疑われます。ピロリ菌は慢性胃炎を引き起こす原因となります。

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ストレス

ストレスがかかり過ぎると自律神経が乱れ、胃酸の分泌が過剰に起きて胃痛を引き起こします。

食生活

香辛料などの刺激物、コーヒーなどは胃酸を過度に分泌させます。また、食べ過ぎや飲み過ぎも過剰に胃酸を分泌させ、胃痛を引き起こす原因となります。

胃痛を伴う疾患

急性胃炎

突発的な胃痛が起こる疾患です。主にストレスやウイルス感染、食べ過ぎ・飲み過ぎなどが原因で、胃痛以外にも吐き気や嘔吐、みぞおちあたりの痛み(胸やけ)、胃もたれなどの症状を伴うこともあります。

慢性胃炎(萎縮性胃炎)

ピロリ菌感染が原因である場合がほとんどです。長い間胃の中で炎症が続き、胃の膨満感、胃もたれ、慢性的な胃痛などの症状が現れます。

慢性胃炎・萎縮性胃炎はこちら

アニサキス症

魚介類に潜んでいる寄生虫で、アニサキスが寄生している魚介類を食べてしまうことで引き起こされます。主な症状は吐き気、嘔吐、非常に強い腹痛などです。

逆流性食道炎

胃に溜まった胃酸が逆流して食道に炎症が出ることを逆流性食道炎と言います。主に呑酸や胸やけ、頻繁なゲップ、胃痛、胃もたれなどの症状が起こります。

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胃・十二指腸潰瘍

胃・十二指腸の粘膜が深く傷つき、内部からえぐられている状態です。主な症状はみぞおちあたりの痛み、胃痛、黒色便などです。

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機能性ディスペプシア

胃痛や胃もたれなどの症状が慢性的に続いている状態であるものの、検査を行っても病変などの器質的異常が見つかりません。ストレスや生活習慣などの機能的な異常によって症状が現れていると考えられています。

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胃がん

胃がんは初期段階で自覚できる症状がほとんど現れません。進行することで徐々に食欲の低下、嘔吐、胃痛などの症状が現れます。

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胃痛が続いている場合に行う検査

胃カメラ検査

胃カメラ胃痛が慢性的に続いている場合は、胃カメラ検査を行い原因や異常を見つけます。
検査中に粘膜組織を採取し、生検を行うことで確定診断が可能です。また、胃カメラ検査ではピロリ菌の感染検査も可能です。ピロリ菌に感染している場合、胃がんリスクが高くなりますので、陽性の場合には除菌治療を行うことを推奨しております。

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超音波検査(腹部エコー検査)

超音波検査は腹部に超音波を当て、胆嚢や膵臓、肝臓などの状態を確認できます。体への負担がかからない安全な検査です。

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血液検査

血液検査では、炎症の有無を確認することが可能です。

腹痛でお困りの方へ

このようなお悩み・症状はありませんか

  • 便秘・下痢を伴う
  • 腹部が張っている感覚がある
  • 腹部からグルグルと音が聞こえて痛みがある
  • お腹を押すと痛みが増す
  • 食後にチクチクするような痛みを感じる
  • みぞおち周辺に痛みを感じる

緊急性の高い症状

  • 意識低下・下血・下痢・胸痛・嘔吐や吐き気を伴っている
  • 腹部の痛みが6時間以上治まらない
  • 段々と痛みが増してきている
  • 突発的な腹部の痛み
  • 耐えられないくらいの痛みが起きている

腹痛の原因・種類

腹痛が発生した環境や種類を確認し、医師へお伝えください。

腹痛があった際のチェック項目

症状・特徴
  • お腹の痛みはどの部分ですか?
  • どれくらい前から痛みは続いていますか?
  • どのように痛みますか?(刺すような痛み、鈍痛など)
  • 痛みに強弱はありますか?
  • 痛みのある部分は移動したりしていませんか?
  • 体を動かしたりすると痛みの程度が変わりますか?
  • 腹部の痛み以外に気になることはありますか?
    (発熱、便秘、下痢、嘔吐、吐き気、胃の痛み、胸の痛み など)
環境
  • 妊娠の可能性がある・現在妊娠中ではありませんか?
  • 生活の中でストレスを抱えていたりしませんか?
  • ピロリ菌に感染している、あるいは感染したことがありますか?
  • 現在服用しているお薬はありますか?
  • 生活習慣病など、何か持病を患っていませんか?
  • 体を冷やした、危ないものを食べたなど腹痛が起きた原因に心当たりはありますか?

お腹の上の方(上腹部)が痛む場合の疾患

逆流性食道炎

逆流性食道炎では、朝の時間帯や空腹時に腹痛を引き起こすことが多いです。

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急性膵炎

腹痛以外に強烈な痛みが背中に現れている際は、急性膵炎の可能性があります。

胃・十二指腸潰瘍

黒色便や胃の痛みなどがある場合、胃・十二指腸潰瘍の可能性があります。十二指腸潰瘍は空腹時に痛みが出やすく、対して胃潰瘍は食後に痛みが出やすいです。

胃・十二指腸潰瘍はこちら

急性虫垂炎(盲腸)

みぞおち周辺の痛みが段々とお腹の右下あたりに移動していく感覚がある場合、急性虫垂炎(盲腸)の可能性があります。症状が悪化すると発熱や腹部の膨満感、吐き気や嘔吐を併発することがあります。

胆石発作、急性胆嚢炎

胆汁に含まれる成分が溶けきらずに残ると結晶化して胆石になります。胆石が動いてしまう、胆のうで炎症が起きると、みぞおち周辺から右側のあばら骨下部あたりに痛みが現れます。また、右肩へも放散痛(広がっていく痛み)を引き起こすのが特徴です。

狭心症、急性心筋梗塞

急に胸部が締め付けられるような痛みが発生し、みぞおちや心臓の前側と奥側にも痛みを生じることがあります。検査は腹部だけでなく、胸部レントゲンや心電図などを行うことがあります。

お腹の下の方(下腹部)が痛む場合の疾患

尿路結石

結石が尿管に詰まってしまうことで脇腹〜背中に激痛を引き起こします。膀胱炎や細菌性腎炎なども伴うことがあり、その場合は悪寒、発熱といった症状も引き起こします。

感染性胃腸炎(ノロウイルス・カンピロバクターなど)

下腹部痛の他に、発熱、下痢、吐き気、嘔吐などの症状を伴うことが多いです。

過敏性腸症候群

お腹の痛みの他にも、お腹の膨張感などを感じやすく、便秘や下痢などの症状が慢性的に続きますが、検査を行っても病変などの器質的異常が見つかりません。ストレスや生活習慣などの機能的な異常によって症状が現れていると考えられています。

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膀胱炎

膀胱に細菌が入り込み、中で増殖して炎症を引き起こすことで発症する疾患です。排尿時の痛みや頻尿などの症状が現れます。

その他

上記以外にも、お腹の下部分に痛みを感じる場合に考えられる疾患は下記の通りです。

腹痛が続いている場合に行う検査

大腸カメラ検査

検査風景腹痛が慢性的に続いている場合には、大腸カメラ検査を行い、原因や異常を見つけます。検査中に粘膜組織を採取し、生検を行うことで確定診断が可能です。

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胃カメラ検査

必要に応じて胃カメラ検査を行います。胃カメラ検査では、胃がんの病変や異常、胃潰瘍や胃粘膜で炎症が起きていないかを検査します。

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腹部超音波検査(腹部エコー)

超音波検査超音波検査は腹部に超音波を当て、胆嚢や膵臓、肝臓などの状態を確認できます。体への負担がかからない安全な検査です。

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このページの監修者

髙橋 政義 Masayoshi Takahashi

髙橋 政義 Masayoshi Takahashi

医療法人社団 慈圭会 髙橋内科医院 院長

  • 日本内科学会認定医
  • 日本消化器病学会専門医
  • 日本消化器内視鏡学会専門医
  • 日本肝臓学会専門医
  • がん治療認定医
  • 日本医師会認定産業医
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